アジアン雑貨大好き店長の買い付け旅行記

アジアの伝統的な雑貨に魅せられた店長チザワがマレーシア・ベトナムなどへのアジアン雑貨の買い付け旅行の記録です。

「(4)ウルスナガン村での商品開発編」アジアン雑貨買付旅行 in マレーシア 2015.11

●はじめに●
2015年の11/7~11/18までマレーシアにアジアン雑貨買い付けの旅に出ておりました。
今回の3つのミッションがあり、ジャングルの中にあるウルスナガン村での商品開発、クチンでのビーズ探し、ケダ州障がい者支援施設での商品開発です。
出国から帰国まで、何回かにまとめて投稿する予定です^^
それではご覧くださいませ。


今回までの話はこちらです。

 

本日は、「(4)ウルスナガン村での商品開発編」です。

 


◆センターにて

ホームステイしている家から少し離れた場所にセンターがあり、そこには村の人達が集まり、伝統工芸を生かしたモノ作りを行っています。

センターに来ていたみんなと一緒に(^^

 

 


◆センターでのモノ作り

これまで、この村には3年間で3回きています。
最初に来た時は全く話も聞いてくれず、作られていた製品も品質のバラつきが多く、売りたいと思うものは限られていました。
それでも根気強く接して関係が良好になってくると、こちらの要望も受け入れてくれるようになってきました。

以前は竹細工の色づけも化学塗料を使っていましたので、せっかくの伝統的な竹細工がちょっと残念な感じになっていましたが、天然素材の染料を使う事を勧めて、今回3色まで使えるようになっていました(^^

 

 


◆「松阪もめん」とのコラボレーション

地元松阪の特産物のひとつである「松阪もめん」を持って来ました。
松阪の伝統工芸である松阪もめんと、マレーシアの伝統工芸のひとつの竹細工のコラボレーションを考えています。
まずは色々を試作してみてどんな商品にベストマッチするか模索する段階です。
2つの国のそれぞれの伝統工芸のコラボで、ワクワクしています(^^

 


◆ルオンの実のネックレス

ルオンの実は、直径7ミリくらいの丸い実で、乾燥させて穴を開けるとビーズみたいに使えます。
その実は、現地では「魔よけの実」として利用されていて、赤ちゃんが生まれると、その実で作ったアクセサリーを赤ちゃんの身体に巻きつけて悪魔が寄って来ないようにする風習があります。
このルオンの実と、もうひとつの木の実(名前は失念してしまいました)を使って、何か作れない?と相談されたので、手持ちの紐を使ってネックレスを作りました。
作った後は、いろんな人から作り方を教えて欲しいとお願いされて、かなりの量を作りました。

 


◆子供たちと

今回、日本から、折り紙や千代紙、和紙を持ってきました。
村の子供たちと交流しようと思い持ってきたのですが、子供たちは難なく鶴などが折れてしまう!

理由を尋ねると、以前、体験学習として日本の高校生が数日間、村での生活をしていたらしく、そのときに教わったようです。
最近は、こういう場所での体験学習ができるのですね!!おどろきです。

 

 


◆課題と予定

次回は春先にこの村に来る予定です。
それまでに竹細工のバッグを試作してもらうのと、あとインテリア製品(まだヒミツです!)を試作をお願いしました。
この子達とまた会えるのもすごく楽しみです(^^

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次回はウルスナガン村での滞在を終え次のミッションです。「(5)クチンでのビーズ探し編」の予定です。
お楽しみに^^


【店長紹介】

店長:ちざわ

アジアの伝統的な雑貨に魅せられて地元三重県松阪市にアジアン雑貨店の「アジアイロ雑貨店+Matahari+」をオープン。マレーシア・ベトナムなどへ自ら赴き、現地の人々との交流を大切にしながら、卓越したハンドクラフト製品などを仕入れて販売しています。

 

アジアイロ雑貨店+Matahari+
http://aziairo.com
松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
マレーシアをはじめ、アジア各国で直接仕入れた雑貨を中心に販売しています。
取り扱っている雑貨は、ビーズ・シルバー・パール・天然石を使った指輪、ブレスレット、ネックレスなどのアクセサリー類、服、スカーフ、バッグ、財布、履 物、カリンバなどの楽器、食器などのキッチン用品、猫や象などをモチーフにしたインテリアグッズ、籐製品など店内に所狭しと並べています。お近くにいらし た際には是非お立ち寄りくださいませ。

「(3)ウルスナガン村での生活編」アジアン雑貨買付旅行 in マレーシア 2015.11

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●はじめに●
2015年の11/7~11/18までマレーシアにアジアン雑貨買い付けの旅に出ておりました。
今回の3つのミッションがあり、ジャングルの中にあるウルスナガン村での商品開発、クチンでのビーズ探し、ケダ州障がい者支援施設での商品開発です。
出国から帰国まで、何回かにまとめて投稿する予定です^^
それではご覧くださいませ。


今回までの話はこちらです。

 

本日は、「(3)ウルスナガン村での生活編」です。

 


◆ウルスナガン村の生活(家族編)

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ウルスナガン村で3日間ホームステイさせてもらいました。
ウルスナガン村はムルット族という部族の村です。
ホームステイさせていただいた家は、家長であるお父さん、次男さん、長女さん、次女さん、3人のお孫さんの7人家族のおうちです。
写真は、お父さんとお孫さん。

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長女さんと次女さんと一緒に(^^

 

 


◆ウルスナガン村の生活(住居編)

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住居はすべてお父さんの手作りで、隙間だらけに見えるんですが、スコールの中でも雨漏りしないんです!
建物は高床式になっていて、その一階部分は、写真のように洗濯物を干したり、家畜の住みかになっています。
そのおうちでは犬、猫、鶏(50羽くらい!)を飼っています。
犬は首輪もつけてませんし、小屋や柵もなく自由に過ごしています。

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犬種はわかりません(^^;

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飼い猫だけど痩せてますね。

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首と足がやけに太い気がします(^^;
そして、びっくりしたのがエサの事。
なんと、自分で山に食べに行くんです。家畜も自給自足です。
猫はお父さんにたまにエサをもらっているようです。お父さんは猫派なのかもしれません(^^
放し飼いなので、部屋に鶏が来る事もしばしば。だいたい追い出されますけどね(^^;

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あと、ジャングルなので虫も多いです。
カブトムシとかも飛んできます。
写真はヤモリ。始めはびっくりしましたが、次第に慣れました(^^;
ヤモリって「ききき・・・」って鳴くんですね、初めて知りました。
伝統工芸のモチーフとしてよく使われているので、良い生物とみられているのかもしれません。
蚊もいっぱいいます。
蚊対策として日本から蚊取り線香持って行きましたが、まったく役に立たず。

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お父さんに吊ってもらった蚊帳が大活躍でした。

 

 


◆ウルスナガン村の生活(食事編)

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食事はすべて用意していただいたものを食べたのですが、どれも美味しかったです。
主食はお米や麺で、ジャングルに自生しているバナナ、カカオ、ココナッツなどを収穫して食べたり!
和食のおひたしのような料理もありました。

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これは「ランブータン」という果物。ライチに似た味かな?(^^;;

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麺は自家製です(^^
ところどころ文明の利器があります。

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炊飯器の釜は鍋のような使い方ですね。

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かたやこういう昔のも残っている感じです。

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夜食に出た「バナナの天ぷら」!!意外と美味しいんですよ(^^
他にもミカンや、現地のお茶で利尿効果のある身体にいいお茶を頂きました。

 

 


◆ウルスナガン村の生活(夜編)

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一応、電灯はあるんですが、とても暗いです。
なるべく夕食後は飲食しないようにしているのですが、長女さんや次女さんにハンドクラフトを教えたりしているうちに、夜食とか飲み物を摂ってしまうんですね。
そうすると、何がおきるかというと・・・、夜中にトイレに行きたくなるわけです。

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トイレは家から出て、少し下った場所にポツンとあります。
もちろん真っ暗ですから、懐中電灯ひとつで向かわなければいけません。
行き道はなんとかたどり着けるんですが、帰り道はなぜか道がわからなくなるんですね。(--;
私、方向音痴ではないほうなんですが・・・。
うろうろしていたところを、お父さんが迎えに来てくれてすごくホッとしました(^^;
普段は寡黙なお父さんで言葉もほとんど通じませんが、すごく頼りになります。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

次回はやっと商品開発について書きます。「(4)ウルスナガン村での商品開発編」の予定です。
お楽しみに^^

 

【店長紹介】

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店長:ちざわ

アジアの伝統的な雑貨に魅せられて地元三重県松阪市にアジアン雑貨店の「アジアイロ雑貨店+Matahari+」をオープン。マレーシア・ベトナムなどへ自ら赴き、現地の人々との交流を大切にしながら、卓越したハンドクラフト製品などを仕入れて販売しています。

 

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アジアイロ雑貨店+Matahari+
http://aziairo.com
松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
マレーシアをはじめ、アジア各国で直接仕入れた雑貨を中心に販売しています。
取り扱っている雑貨は、ビーズ・シルバー・パール・天然石を使った指輪、ブレスレット、ネックレスなどのアクセサリー類、服、スカーフ、バッグ、財布、履 物、カリンバなどの楽器、食器などのキッチン用品、猫や象などをモチーフにしたインテリアグッズ、籐製品など店内に所狭しと並べています。お近くにいらし た際には是非お立ち寄りくださいませ。

「(2)ジャングルの村ウルスナガン編」アジアン雑貨買付旅行 in マレーシア 2015.11

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●はじめに●
2015年の11/7~11/18までマレーシアにアジアン雑貨買い付けの旅に出ておりました。
今回の3つのミッションがあり、ジャングルの中にあるウルスナガン村での商品開発、クチンでのビーズ探し、ケダ州障がい者支援施設での商品開発です。
出国から帰国まで、何回かにまとめて投稿する予定です^^
それではご覧くださいませ。


今回までの話はこちらです。

 

本日は、「(2)ジャングルの村ウルスナガン編」です。

 


◆まずはサンデーマーケットへ

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コタキナバルのサンデーマーケットにきました。
ここではさまざまな商品を買う事ができますが、今回は市場調査がメインです。
どのようなものが流行っているのか、新しいクラフトが無いかなどをチェックしています。
お昼前には、現地で活動している友人(日本人)と合流してランチ。

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一人で食事するなら安く済ましてしまうのですが、一緒にランチとなるとついつい高い目になってしまいます。
これはクイティオという平麺の料理でスープとあわせて15リンギット(500円くらい)です。
その後は、パワーストーン、ボルネオパール、木彫り楽器の問屋さんを巡り、買い付けを行っていたところ・・・。
突然のスコール!!

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30分くらいでひざ下くらいまでの水量です・・・。
両手にはたくさんの荷物を抱えて、なんとか雨やどりできそうな場所には移動できましたが、雨が止む気配がなく途方に暮れました(--;)
ホテルまでそんなに離れた場所ではなかったのですが、友だちがタクシーを拾ってくれて、それでなんとかホテルに帰れました。
現地のタクシーはスコールに慣れているようで海みたいな道でも上手く運転できるのですね。
その後はJICAの方と合流して夕食。

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現地の人しか行かないような静かなお店に連れて行ってもらいました。ミーフンや麺の料理が多かったかな?
私は麺料理が大好きなので、ついつい麺料理を頼んでしまいます。
食事をしながらいろんな話をしましたが、そのなかでJICAの活動が話題になりました。
JICAは世界中でさまざまな活動をしていて、ここマレーシアでも最近では6月に起きた地震で崩壊したキナバル山の登山道を整備したり、それ以外にも村落の開発普及、障がい者支援、環境教育(自然保護)、衛生管理など多岐に渡ります。
国際貢献にはいろんな方法があります。私は私なりの国際貢献をしていきたいなと思っています。
JICAについてはJICAのホームページで詳しくわかります!

 

 


◆ジャングルの中のウルスナガン村へ

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ミッションの1つ、「ウルスナガン村での商品開発」のため、村に向かいます!
コタキナバルからジャングルの村のウルスナガンまでは、片道で3時間です。
途中のケニンガウまでは舗装された道路ですが、そこから村までの1時間あまりは砂利道になります。

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この写真の違和感、わかりますか?
川に波が立ってますよね。これは「車によってできた波」です。
これくらいの浅い川は普通に車で渡ってしまいます・・・。実際は道路が水没して川になったと言ったほうが正しいかもしれませんが(^^;

 

 


◆ウルスナガン村の生活(入浴編)

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今回は村に3日間滞在します。初めての宿泊します。
宿泊にあたり最も懸念していたことは、お風呂です。食事やトイレなどは問題なく受け入れている私ですが、やはりお風呂好きの私としては毎日の入浴は欠かせません。
ですが、事前の情報ではちゃんとした入浴設備は無いことはわかっていました(ジャングルの村なので、当然ですが・・・)。
日本から身体を拭くシートなどを持参してなんとかクリアすることにしました。

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ここが浴室です。
どうやら現地の人の入浴方法は、サロンという布切れ一枚みたいな服だけ着て浴室に向かい入浴し、またそれを着て帰って来るようです。
普通に服を着て行った私は、脱いだ服の置き場所に無さに、途方に暮れました(--;

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

村での生活はたった2泊3日でしたがとても刺激的でまだまだ書ききれませんでした・・・(--;
次回もウルスナガン村での生活についてです。「(3)ウルスナガン村での生活編」の予定です。
お楽しみに^^

 

【店長紹介】

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店長:ちざわ

アジアの伝統的な雑貨に魅せられて地元三重県松阪市にアジアン雑貨店の「アジアイロ雑貨店+Matahari+」をオープン。マレーシア・ベトナムなどへ自ら赴き、現地の人々との交流を大切にしながら、卓越したハンドクラフト製品などを仕入れて販売しています。

 

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アジアイロ雑貨店+Matahari+
http://aziairo.com
松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
マレーシアをはじめ、アジア各国で直接仕入れた雑貨を中心に販売しています。
取り扱っている雑貨は、ビーズ・シルバー・パール・天然石を使った指輪、ブレスレット、ネックレスなどのアクセサリー類、服、スカーフ、バッグ、財布、履 物、カリンバなどの楽器、食器などのキッチン用品、猫や象などをモチーフにしたインテリアグッズ、籐製品など店内に所狭しと並べています。お近くにいらし た際には是非お立ち寄りくださいませ。

「(1)準備と出国編」アジアン雑貨買付旅行 in マレーシア 2015.11

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●はじめに●
2015年の11/7~11/18までマレーシアにアジアン雑貨買い付けの旅に出ておりました。
今回の3つのミッションがあり、ジャングルの中にあるウルスナガン村での商品開発、クチンでのビーズ探し、ケダ州障がい者支援施設での商品開発です。
出国から帰国まで、何回かにまとめて投稿する予定です^^
それではご覧くださいませ。

 

本日は、「(1)準備と出国編」です。

 


◆今回の旅のミッション

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今回、少し長めの約2週間滞在のスケジュールを組んだのは、「はじめに」にも書きましたが、なんとしてもクリアしたいミッションが3つあるためです。

ミッション①ウルスナガン村での商品開発
この村には前回にも行きましたが、今回は3日間滞在し、村の人たちと一緒に新しい商品開発を行おうと思っています。また、地元「松阪」から持参した「松阪もめん」とのコラボレーション商品を作りたいと思っています!

ミッション②クチンでのビーズ探し
私のライフワークになっている「サラワクビーズ探し」。
今回は旅の1ヶ月前からアポ取りして、たくさんのビーズと出会えるよう万全の体勢です。

ミッション③ケダ州障がい者施設での商品開発
年に1回くらい訪問している障がい者施設の何箇所かのPDK(地域に根差したリハビリテーション施設)に行き、商品開発とクオリティアップのための支援を行おうと思っています。
これらのミッションをこなしつつ、合間に雑貨の買い付けや、散策を行いたいと思っています。

 


◆国際免許とワクチン手帳

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今回の旅では、レンタカーを借りて自分で運転する可能性があるので、国際免許を用意しました。
やはり海外での運転は不安です。
それと、狂犬病のワクチンがもう切れた(2年で切れます)ので、新たに接種してきました。
写真はワクチン手帳です。お持ちの方も多いかもしれませんね。
ちなみに今回もマラリアの予防薬は出発の2~3日前から帰国後1週間後くらいまで飲み続けます。

 


◆クアラルンプールに向けて出発

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11月7日、関西国際空港からマレーシア航空でクアラルンプールに向けて出発しました。

写真は、マレーシアの空港にて。CAの制服もおしゃれです。
クアラルンプールについてから乗り継ぎのため3時間待ち、それからコタキナバルに飛行機で2時間半、空港からホテルまでは30分。ホテルで一息ついたのは真夜中でした。
ここで、私が海外に旅行するときによく使う便利なアプリを紹介します。

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左のアプリは「Flightradar24」というアプリで、地球上で今飛んでいる旅客機がリアルタイムに表示されています。
飛行機をタップすると、どこからどこに向かっているかわかります。
娘もこのアプリで私の乗った飛行機をチェックしてくれているようです。
これを見ると、世界中にものすごい数の飛行機が飛んでいる事を知ってびっくりしますよ!
右のアプリは「Flight Board」というアプリで、世界中の空港のフライトの発着・遅延情報が見られます。
これで、到着先の空港の情報収集に使ったりしてます。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今日はここまで^^
次回はサバ州での雑貨買い付けとジャングルに向けての「(2)ジャングルの村ウルスナガン編」の予定です。
お楽しみに^^

 

【店長紹介】

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店長:ちざわ

アジアの伝統的な雑貨に魅せられて地元三重県松阪市にアジアン雑貨店の「アジアイロ雑貨店+Matahari+」をオープン。マレーシア・ベトナムなどへ自ら赴き、現地の人々との交流を大切にしながら、卓越したハンドクラフト製品などを仕入れて販売しています。

 

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アジアイロ雑貨店+Matahari+
http://aziairo.com
松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
マレーシアをはじめ、アジア各国で直接仕入れた雑貨を中心に販売しています。
取り扱っている雑貨は、ビーズ・シルバー・パール・天然石を使った指輪、ブレスレット、ネックレスなどのアクセサリー類、服、スカーフ、バッグ、財布、履 物、カリンバなどの楽器、食器などのキッチン用品、猫や象などをモチーフにしたインテリアグッズ、籐製品など店内に所狭しと並べています。お近くにいらし た際には是非お立ち寄りくださいませ。

アジアン雑貨買い付け旅行⑥ IN マレーシア

三重県松阪市でアジアン雑貨店「アジアイロ雑貨店+Matahari+」を営んでいるチザワです。

商品を仕入れにアジア各国に飛び回っています。

今回は、5月29日から6月8日まで行っていたマレーシアでの買い付け旅行の話を。

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朝の散歩と朝ごはん

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6月6日。
昨日は一日かけて移動しかしていないので、今日は買い付けを丸々一日行う予定です。
まず、少し早起きして近隣を散歩しました。

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これはナシラマというマレーシアの伝統的な朝ごはんです。
トレイに入っている、ビーフン、カンポン(小さな魚を干したもの)、半熟卵などを自分で選んでごはんといっしょに葉っぱでくるんでもらいます。
だいたい3~4リンギット(100~130円)くらいで食べられます。

欲しいもの!

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マラッカまで来てどうしても欲しかった物!
それはカタカタ!ととても心地よい音で鳴る木製風鈴。
マラッカでしか買えないのです。
(写真の木製風鈴は別撮りしたものです)

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それともう一つ。
マラッカには私のお気に入りの彫金師さんがいます。
今回もその方のお店にたずねることができました。
この彫金師さんの作るシルバーアクセサリーはとても丁寧。
普通のシルバーアクセサリーならつなぎ目とかが分かる感じですが、この方の商品はつなぎ目が見えない!
なるべくたくさんの商品を仕入れたかったのですが、シルバーはものすごく高騰しており、仕入れも困難です。
今回は、指輪をメインに買い付ける事にしました。

マラッカ市内散策

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買い付けの合間に市内を散策しました。
この日は、偶然、国王誕生日でマレーシア全土で祭日でした。
街中は観光客よりマレーシアの人達でごった返してました。
お昼を食べるのも一苦労でした。

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「ワンマレーシア」とはマレーシアのスローガンで、「一つのマレーシアとして発展しよう」のような感じです。
マレーシアは他民族国家で、大きく分けると、マレー人、華人(中国系)、インド人、先住民族でしょうか。
人種で大きく宗教も異なりますし、住んでいる地域も違います。
政府としてこのスローガンを掲げることで、国民をまとめたいのでしょうね。

その後は昨日と同じホテルに帰って就寝です。

朝から散策開始!・・・のはずが

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6月7日。
この日の最初の目的は、前から行きたいと思っていたモスクを訪ねること。
(写真は以前撮影したものです)
そのモスクは、マラッカ海峡にある人工島にある「Melaka Strait Mosque(マラッカ海峡モスク)」です。まるで海に浮かんでいるようにみえる真っ白で美しいモスクで、比較的新しい観光名所です。

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ところがスコールでホテルから出られず・・・。
猛烈な豪雨であっという間に道路が冠水して外にも出られず。
雨があがって、水が引いてようやく外に出られたのは午後2時過ぎ・・・。
モスク訪問は諦める事になってしまいました。

マラッカの町を散策

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お昼に食べたカニ。
味は抜群でしたが、思ったより硬かったです。

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木の下辺りに見えるのは、名所旧跡などを回ってくれる人力車。
トライショーっていうらしいです。
ドラえもん、キティちゃんは現地でも有名なようです。

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公園の中の大木とアカシアの木。
アカシアの木はマレー半島にもボルネオ島にも生えています。

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この店のオーナーがデザインして販売している「THE ORANGUTAN HOUSE」。
Tシャツを買い付け。
Lサイズしかなくてサイズは大きめです。

帰国の第一歩。クアラルンプールへ移動

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6月8日。
今日は帰路になります。
まずは、長距離バスに乗ってクアラルンプールに戻ります。
少し早めにクアラルンプールに戻るには理由がありました。
それはGST(物品・サービス税)の還付手続きをするためです。
GSTはマレーシア国民向けの税金であるため、外国人旅行者に対しては払い戻し手続きができるようになっているのです。

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あちこちで買い付けた際、GST(物品・サービス税)を払ったりしました。
GSTはマレーシア国民向けの税金なので、外国人に対しては還付の措置が用意されています。
今回少し早めにクアラルンプール空港にきたのも、この手続きを行うためです。
ところが・・・・。
どうやら還付されるのは、「観光客向け免税システム(TRS)」の登録店舗で購入した対象商品だけのようです!
小さいお店やジャングルの村はもちろんのこと、市内のそこそこの店舗も対象外!
勉強不足でした・・・。

次はもっと勉強して行きます。
こちらの説明が詳しいので、マレーシアでショッピングを予定している方はご覧ください。
http://www.tourismmalaysia.or.jp/pdf/150223.pdf

クアラルンプールから帰国

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結局1リンギットも還付されず、がっかりした気分で帰国です。
帰りもマレーシアエアラインで関空へ。

無事に帰国しました

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10日間に渡るマレーシアの買い付け旅行が終わりました。
マレーシア買い付けに行っていて嬉しいことやハッピーな事もたくさんある。
ラッキーな事や楽しいこともいっぱいある。
でも、なんたって海外のことそんなに良いことばっかしじゃない。
勉強不足で失敗したり悔しかったり泣きそうになることも多いのです。

でもやっぱり足を運んでしまうのは、それ以上の価値があるということを実感しているからかもしれません。

6回に渡って投稿させていただきました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

アジアイロ雑貨店+Matahari+

http://aziairo.com

松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
ガラスビーズ、トンボ玉、天然石もたくさんあります。
オリジナルのアジアン雑貨を自分で作りたい!という方には店舗でのアクセサリー講習もしています。
バッグ、キッチン用品、インテリアグッズ、小物、トップス、履物、籐製品などなど、小さいお店ですが所狭しと商品を並べています。カリンバなどのアジアン楽器も置いてます!

アジアン雑貨買い付け旅行⑤ IN マレーシア

三重県松阪市でアジアン雑貨店「アジアイロ雑貨店+Matahari+」を営んでいるチザワです。

商品を仕入れにアジア各国に飛び回っています。

今回は、5月29日から6月8日まで行っていたマレーシアでの買い付け旅行の話を。

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まずはスペシャルな朝食を

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6月4日。
今日はバスに乗ってダマイへ向かいますが、まずその前に朝ごはんです。
マレーシアでは、自宅で食事せず、外食する人が多いです。(食料品の保存の問題があるようですね)
なので、朝から飲食店では多くの人で賑わっています。
今朝はこの写真のSarawak ラクサという麺料理です。
豪華にSpecialバージョンで注文してみました。
それでも7リンギット(245円)です。

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これは店のメニュー表。だいたい6リンギット(210円)くらいで食べられます。

バスに乗ってダマイへ

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バスのチケットはホテルのロビーで購入。
片道50分くらいの道のりです。
料金は往復85リンギット(2,975円)です。
これはダマイにある「サラワク文化村」という施設に入るための入場料を含んだ値段です。

ダマイのサラワク文化村でサラワクビーズ探し

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サラワク文化村はサラワクの文化遺産の保護のために作られた村ですが、実際に人が暮らしていて、工芸品を作ったりしています。
サラワクビーズがあると情報を元にきたのですが、思いのほかなかった。
そして高い・・・。
ここでも少しですが購入しました。

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4日目に訪れたウルスナガンでもこのような高床式の住居に住んでいます。
ウルスナガンでは1階部分で鶏を飼ったりしていました。

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民族楽器を持って演奏している人もいます。
ギターっぽい楽器です。一部が現代的なのが気になります。

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ビーズの手芸品を作っている様子も見ることができます。
現代的な腕時計が気になります・・・。

この日はこの後、バスでクチンに戻り、ホテルへ。

クチンからクアラルンプールへ

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6月5日。

今日はクチンのあるボルネオ島から、マラッカのあるマレー半島に移動です。

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朝食は、お粥です。
横についているのはイカン カンポンという乾燥した魚です。
4リンギット(140円)でした。
ホテルからタクシーに乗り、空港に向かいます。

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飛行機でクチンからクアラルンプールに向かいます。
いつものマレーシアエアラインです。
マレーシアは、マレー半島ボルネオ島と離れた二つの地域で構成された国です。
マレーシアに来てから一週間ほどボルネオ島に滞在しましたが、この日からはマレー半島で活動します。
約1時間半のフライトでした。

クアラルンプールからマラッカへ

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定刻どおりにクアラルンプールに到着。
そこからマラッカまでは、高速バスにて2時間半かけて移動します。
料金は25リンギット(875円)です。
1年前は10リンギット(350円)で行けたのでこれでも値上がりです。

マラッカでの夕食

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朝から移動してようやく到着です。
フライトなどの時間と待ち時間などがあり、着いたのは夕方。
ホテルは、インド人街の真ん中のホテルです。
現地ではインド系の人達をリトルインディアを呼んでいるようです。
近くの飲食店で食事をとって、就寝です。
食べたものを撮影するのを忘れていました。
この日は一日移動だけ。
次回は、マラッカでどうしても欲しい品を買いに行く話です。

アジアイロ雑貨店+Matahari+

http://aziairo.com

松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
ガラスビーズ、トンボ玉、天然石もたくさんあります。
オリジナルのアジアン雑貨を自分で作りたい!という方には店舗でのアクセサリー講習もしています。
バッグ、キッチン用品、インテリアグッズ、小物、トップス、履物、籐製品などなど、小さいお店ですが所狭しと商品を並べています。カリンバなどのアジアン楽器も置いてます!

アジアン雑貨買い付け旅行④ IN マレーシア

三重県松阪市でアジアン雑貨店「アジアイロ雑貨店+Matahari+」を営んでいるチザワです。

商品を仕入れにアジア各国に飛び回っていますが、今回は、はてなブログを始めるにあたり、ちょうど、今週のお題「海外旅行」となっていましたので、5月29日から6月8日まで行っていたマレーシアでの買い付け旅行の話を。

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朝から激辛

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6月3日。
まずは、ホテルのちかくで朝食。
これは、肉汁麺。
スープは意外と薄味なので、チリソースがついてきます(となりの小皿)。
このチリソースがメチャクチャ辛い!!!

サラワクビーズ!

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食後は、クチンの問屋さんに向かい、ひたすらサラワクビーズの選別をしていました。
サラワクではビーズ細工の工芸品が有名ですが、私が愛してやまないのは「サラワクビーズ」です。
サラワクビーズは、プラスチックのビーズではなく、陶器のような素材のビーズです。
このビーズが通貨として利用された時代がありました。
サラワクビーズもこのトレードビーズの一種のようです。
(この地域ではジャワビーズが有名です)
世界各地にトレードビーズが分散しているみたいで、未だに謎が多いようです。
そのためか、とても高価です。(これはもう骨董品レベルといえます)
今はそれぞれの地域で独自に発展したものが作られています。

サラワク川の散策

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夕方からは、サラワク川近辺を散策。
屋台やなんかもでて賑わっています。

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現地のスーパーにて。
奥には日本の見慣れたお菓子が陳列されています。

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川辺には地元の人達が思い思いに時間を過ごしていました。
中でもほほえましい親子がいたので、少しお話して(マレー語です)、写真を撮らせてもらいました。
この写真を知り合いの男性に見せたら、「マキシマムザ亮君じゃない?!」と言われましたが似てるんでしょうか?(誰?)
マレーシアに来て思った事があります。それは若い人は英語を使っているということ。
確かに公用語はマレー語と英語なのですが、若い人に英語話者が増えるとマレー語話者がだんだんと減っていくのかなと少し心配です。

この日はとにかくサラワクビーズの日でした。
それほどまでにのめり込んでいます。
そして次回は、ダマイに行って買い付けです。もちろんサラワクビーズです。

アジアイロ雑貨店+Matahari+

http://aziairo.com

松阪牛で有名な三重県松阪市にあります。
ガラスビーズ、トンボ玉、天然石もたくさんあります。
オリジナルのアジアン雑貨を自分で作りたい!という方には店舗でのアクセサリー講習もしています。
バッグ、キッチン用品、インテリアグッズ、小物、トップス、履物、籐製品などなど、小さいお店ですが所狭しと商品を並べています。カリンバなどのアジアン楽器も置いてます!